精神科開放入院13日目

3:40に目覚めたきり眠れなかった。ちゃんと眠りたい。家で眠剤をお酒で飲めば割と中途覚醒無く眠れるのにな。お酒が欲しい。

 

午前中はメンタルが終わっていた。

生きたくない人間を死なせないためだけに精神病棟に閉じ込めて何がしたいの?死なせたくないだけ?僕はもう生きたくないんだけど。死なせないだけで何も助けてくれないじゃん。今後生きづらくなくなるようにしてくれたり、僕の人生を誰かが肩代わりしてくれるならまだしも。

ただ死なせないためだけに病棟に閉じ込めて生きさせようとするの本当にやめてほしい。病院の治療によって生きたいと思うようになるとも考えられない。今までは資格のため、大学を卒業するため、大学院入試に合格するため、など目標があったけれど、今の自分に目標なんて何一つ無い。

 

もっとも、午後からそんなのどうでもよくなった。脚が動かなくなってしまった。立つことも歩くことも、だいたい動かすこともできない。頭部CTを撮ったけど身体的におかしいわけではなく、つまり転換性障害(解離)。

脚が動かないことで頭がいっぱいになって、死なせてくれとかそういった方向に意識が向きにくくなった。転換性障害に疾病利得があるという説そのまんま。トイレの時に看護師を呼んで介助してもらわないといけないのはとても恥ずかしくて嫌だけど、他には全然苦しいことが無くなった。

精神科開放入院12日目

※11日目の日記は書くことが無いので省略。メンタルは安定していた。

 

昨日まで割と調子が良かったのに、また希死念慮が強くてしんどくなってしまった。死にたい、でも今入院しているから死ねない、もう嫌だ、殺して…になっている。

本当に死にたい。入院して12日経ったのに病棟から出られないの嫌だし。全部回復したふりをして「生きる希望が見出せました!就活がんばります!」と言って退院して自殺したい。

病棟から出られない状況でどうやって確実に死ねるかをぼんやり考えながら頭からシャワーをかぶっていたら25分経っていた。

 

焦燥感が酷い。ジプレキサ®を飲んで1,2時間すると少し落ち着くのが救い。

精神科開放入院10日目

2:00頃に中途覚醒するし、4:00頃に早朝覚醒する。ちゃんと眠りたい。

 

外は雪が舞っている。行動制限をかけられて病棟から出られない僕にとってはどうでもいいことなんだが。

 

病棟では9:30にラジオ体操が行なわれるが、参加している患者は毎回僕を含めて2,3人しかいない。(※開放病棟には15人くらい患者がいます。) しかし今日は妙に人が増えたなと思ったら、掃除のおじさんが参加して一緒に身体を動かしていた。おもしろ。「どうしておじさんまでラジオ体操してるんですか?」と訊いたら、「だっていつも2,3人しかいないでしょ、患者さんたち1人でやるのは恥ずかしいだろうし、そしたら僕も一緒にやろうと思って」と返ってきた。優しい人だな。

 

僕がこの度退学するに至った原因で一番大きいのは教授によるパワハラである。いつも高圧的で嫌味ったらしい言葉を使うし、「なんでも相談してください」と言っておきながら実際に相談すると「体調のせいで実験を休むのは後輩の迷惑なのでやめなさい」「何がしたいのかわかりません」しか返ってこない。結果、怖くて何も相談できなくなっていた。極めつけに僕はゼミのメーリングリストに入れてもらえていなかった。入れてくださいと頼んだのに「必要無いです」と言われた。でもそのメーリスでラボのミーティングの日程や順番などの重要な情報流してるんですよ、僕はその情報を得られなかった。

これを知った医師に「もっといい先生の下だったらあなたのがんばりは認められてただろうし、アカハラすぎて本当にかわいそう」と同情された。

 

治療、ラミクタール®の量が100mg(開始用量は25mg)に増えた。この薬結構効いている気がする。希死念慮がマシになってきた。早く死にたいなとは思っているけれど、そこまで苦しくはない。

精神科開放入院9日目

ラミクタール®をどんどん増やしているおかげかなにかわからないけれど、酷い抑うつからは上がってきて、昨日あたりから泣かなくなった。涙が止まったのは2週間ぶり。この2週間壊れてるくらいに泣いた。

 

体重を減らしたい。入院してから病院食の主食は全部拒否している。しかし運動手段が皆無である。病棟の廊下は25mほどだが、そこを何往復も歩くしかない。でもそんなことをすればただのヤバい人になる。というのも閉鎖病棟では数時間廊下を往復したこともあるんだけど(そしてそういう人は他にもいたので別に変な人ではなかったのだけど)、ここ開放病棟では普通歩きたい人は外に出ていくので、病棟内をぐるぐるする人は奇人でしかない。

 

僕はいつまで病棟に閉じ込められているんだろう。相変わらず行動制限は解けない。

精神科開放入院8日目

※入院7日目の日記は特筆すべきことがなかったので省略。

 

病棟で毎朝やっているラジオ体操の音源が気に入らないので僕が弾きたいと思っている。

 

就職もできないしなんの資格も取れていない僕の生きる意味って何。無いじゃん。これを自問自答したままぼーっと頭からシャワーをかぶっていたら15分経っていた。

 

入院して1週間が経ったけれど、本当に看護師が全員顔見知りで、いかに自分がこの病棟に慣れているかを見せつけられている気持ち。もう入院も5回目だもんな。

 

治療方針としては当初と変わらず、気分安定薬のラミクラール®を使っていく。ちょっと副作用が心配な薬なので徐々に増やしていって、最大量まで持っていくらしい。しかし僕はどれだけ薬を飲めばいいんですか?治らないならたくさん飲むだけ無駄なので早く死にたいんですが…

精神科開放入院6日目

ああ、今度こそ絶対に死ぬと決意して毎日泣き続けて2週間か、もう疲れちゃったよ。

 

生きていたくないよ。大学こそ卒業したけれど、そこからもう3年経ったのになんの経歴も残っておらず、就職もできず、お金も稼げない自分なんて無価値だよ。ただのグミクズ。人生やめたい。

 

産んでほしいなんて頼んでないんだよな。生まれたくなかった。子どもを産むことが良いことだとか、それが人生のステータスだとか、子どもは「産んでくれてありがとう」って言うものだとか思っている親さんはなんなんですかね。産むというのは自ら望んでもいない人生を一人の人間に背負わせる重い行為だし、少なくとも僕は「産んでごめんね」と謝らせたい派です。

親も僕に対してひたすら「死なないでね」と哀願してくるけれど、結局は子どもが欲しいとか人生のステータスとして産んだだけだろうし、自分の作ったアクセサリーを手放したくないだけで、一方的に人生を始めさせられたこちらの気持ちなど考えられないんだなと思う。そもそも親は僕が病気を発症した時「気持ちの持ちようでしょ」と言って病院に連れて行ってくれず、僕が一人暮らしを始めて自分で病院に行けるようになるまでの5年間病気を放置して治せなくなってしまった元凶なので、当てつけに死んでやりたい。

精神科開放入院5日目

生きているのが苦痛すぎる。酒に酔ってバカほど薬を飲んでぼんやりしたい。しかし当然ながら院内は禁酒であり、売店に酒は売っておらず、そもそも僕は行動制限をかけられている身なので売店や病院外の店には行けない。じゃあその辺にたくさん置いてある手指消毒用アルコールジェルでも飲めばいいのではと友人が冗談で言っていたが、そんなことをすれば閉鎖病棟行きである。

 

入院してから考えていることは変わっていないので今日のブログはこれ以上書くことがない。BGMだけ置いておく。『ハロ/ハワユ』

「幸せだろうと不幸せだろうと平等に残酷に朝日は昇る 生きていくだけで精一杯の私にこれ以上何を望むというの」

 

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