精神科救急入院8日目

主治医からの病歴聴取があった。成育歴とこれまでの病歴について1時間ちょっと詳しく聞かれた。

僕がおかしくなったのは中2の夏である。テーマパークのアトラクションの待機列に並ぶとか、全校集会で立って話を聞くとかする時に動悸と震えが止まらなくなって吐き気で倒れ込むようになった。最初は自分が発狂してしまったんだと思ってとても怯えていたが、スクールカウンセラーに相談したらパニック障害という病気があることを教えてもらって、その後書店で関連書籍を立ち読みしながら「ああ、自分はパニック障害なんだな」と思った。中3の夏、ラジオで「手首を切ると気持ちが落ち着く」という話を聞いて自分もやってみようと思ってリストカットしたら止まらなくなってしまった。ほぼ同時期に、食べないと体重が落ちるのが楽しくて何も食べない拒食症になった。大学に入ってから、なぜかはわからないが気分が落ち込む日が増え、症状はどんどん悪化していき、気分障害と診断された。日々死にたくてたまらない。

 

入院中だというのに今日も死にたさがつのる。退院してサイレースを酒で流し込んで眠りたい。朝からレスタミンODして1日ラリったまま終わらせたい。何もしたくない。ラリっていたい。病院の中で健全に暇をつぶすの飽きた。